2011/10/22 そば処 大吉田＠内幸町 [都バスで路麺旅]
新橋と虎ノ門の丁度中間辺り？でしょうか。
新橋から歩いても、さほど時間かからないと思う。
比較的新しい店ということもあろうが、清潔綺麗な店内です。
カウンターのみ、全椅子席。
ちょいと、ワンジェネレーション前の吉牛店内の造りに似てるかも。
ビジネス街・休日朝の所為なのか、先客なし。
券売機でチケット購入、私的判断基準の物差し、天ぷらそば頂きました。
「麺を茹でますので、3分ほどお待ち下さい」との由。
応対等含め、接客も丁寧です。
待ってる間、聞くともなく聞いてると、店長（と思しき方）とスタッフがしきりにラーメン店の話を。
そう言えば目の前にある店は「バリ男」、とかいうラーメン店のよう。
やがて「お待たせしました」と盆にのせて運ばれてきましたが。
腰強の麺もだが、しっかりとした出汁効いたつゆが良い。
真面目に、律義に作ってる感、丼じゅうに拡がってます。
天ぷらも、これまた丁寧な作り。
つゆに沈みつつも、サクサク感キープで、最後まで楽しめる。
時間気にしながら「かっ込む」タイプでは決してない。
じっくり味わえる一品。
考えてみれば。
駅そばに代表されるように「短時間」「待たずに食べられる」「味そこそこ」が、路麺の原初的形態だったように思うが。
そんなB級的味わいの路麺、今や少数派になりつつあり。
「味きっちり追求」「個性的な味」ウリものの独立系路麺店も増えてきた。
もちろん、幅広く展開のチェーン系もあるが。
いずれにせよ、ハナから「路麺ジャンル」前提ではなく、広い意味で蕎麦の旨さをきちっと追求して提供する、がまずありきで。
でも形態としては券売機があってセルフ式、コストも路麺価格。
そんなお店、徐々に増えてきてるような。
大吉田にも、そんな印象ありました。
一般路麺店の範疇で括れない、新業態そば屋かも。
（と、食後、思いました。）
そば処 大吉田
港区西新橋1-9-8 南佐久間町ビル1F
PS：2010/10/29 早速再訪
何となく再訪してしまいましたが。
やはり「土曜もやってます」っていうのは大きなポイントだと思う。
で、深く再認識したこと諸々。
まず、旨い。
茹でたて、揚げたて言うまでもなく。
お仕事すべてにわたって真摯、かつ丁寧です。
（最も平日ランチ時の状況、わからんのですが）
接客、真面目です。
「いらっしゃいませ」「暫くお待ち下さい」「お待たせしました」「ありがとうございました」等々勿論ですが。
食べ終わって店を出る時も「行ってらっしゃいませ」があります。
それと箸です。
所謂エコ箸使用ですが、これは現在導入してる路麺店、多数あります。
たとえば「そばよし」などもそうですが、表面つるつるで麺が滑るんですよね。
そのため、わざわざ割りばしも準備し、「エコ箸が苦手な方は...」みたいな構えになってる。
一方コチラ大吉田では、ハナから表面にシボ付きの箸、使ってます。
商品サーブされる時も一杯ずつ、お盆に載せ、箸は箸袋付きで供されます。
さらに、見栄え。
ちくわ天頼んで気付いたんですが、この盛り付け、お見事。
やはり「路麺店ジャンルでは」云々カンヌンを越えて、食べ物商売、客商売に対する基本的な姿勢、有様が全く違うように思う。
御馳走様でした。
また、訪問させていただきます。
ちくわ天そば、350円也。美しい盛り。でも、ちくわ天、一番好きなのは「そばよし」のですかね、私的には。
あと、春菊天あると嬉しいんですが。
PS：2011/01/21 続・再訪
前回の「早速再訪」2010/10/29は大きな間違いで、
2011/10/29ですよね、全く。
（こっそり修正しましたが）
申し訳ないっす。
で、今やリピート店、ホームも間近？とも思える同店。
本年初の再訪ですが。
土曜日、雨、お昼時という初シチュエーション。
何気に緩んだ雰囲気の店内にはお二人の先客。
で、今回は。
初心？に戻って天ぷらそば。
サーブされるまでの時間、さほど無かったんで茹で置き、揚げ置きかも。
ややぬるのつゆと、ちょいくたびれ気味の天、という有様でしたが。
いやいや、にしても、充分な高水準です、勿論。
それより。
間違って食券、「天せいろ」買ってしまい。
渡した時に女性スタッフ曰く、
「おそば、冷たいのでよろしいですか、それとも温かいのを」と問われ。
そこで食券間違ったの、初認識した訳で。
こんなところが、ま、味以外のパートなんだが、大いに買ってる理由ある訳です。
ま、妙に肩入れしてると思われても何だが。
このちく天の盛り、惚れますね。
350円でこの盛りつけをしてくれるお店はそうはありません。
そもそも、そばが凄く美味しそうですし、是非とも行ってみたい！
by なつき (2011-11-01 14:39)
なつきさん、ありがとうございます。
このお店はほんと、凄いです。所謂普通の蕎麦屋さんでももっとぞんざいな（味、盛り付け、客あしらい等）とこ、ありますから。
末長く続けていただきたいです。
by kaz (2011-11-01 14:54)