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2012/01/10 新宿鮫Ⅱ「毒猿」 [雑記]

以前、絶対読んでるはず。
なのに、全く覚えてない。

日曜の新聞の書評欄に取り上げられてるの見て思い出した。
「そういや一時、大沢在昌、貪るように読んだ事あったが...」。

で、早速書評に取り上げられていた「毒猿」。
1/4ぐらい読み進むと、何気に筋、思い出しました。

120110毒猿.jpg

で、後は一気に読み進み、読了。
面白い、やはり。

鮫島というキャラクターの設定が効いてるんだと思う、やはり。
+警察内部の描き込みがリアルですよね。
例えば、物語の設定もよく似てる佐々木譲の警察シリーズものなんかもかなり突っ込んで書かれてて、どちらかと言えば新宿鮫よりももっと細かく描き込まれているようにも思う。

が、どちらがよりリアルかと問われればやはり新宿鮫だと思う。
新宿、という舞台設定も効いてるのかも。

しかし、これってよく言われるようにミステリーなんでしょうか?
どうも、違うような気が。
どちらかと言えば、クライム・ノヴェル?

ま、面白ければそれでいいっちゃ〜いいんですけど。
でも読んでる間、頭の中にイメージされてるのはズバリ「舘ひろし」。
やっぱし小説よりドラマの印象、強いんですよね、新宿鮫。
鮫島の顔、どーしても舘ひろしになっちゃうんですよ。

ま、それもいいっちゃ〜いいのか、別に。


PS:ふと考えてみれば、結局新宿、好きなんですよね。
思い出がある、って事かも知れない。
まだ浪人中なのに、アドホックビル(今もある、多分)にあった骨董屋さんでバイトしてたし。
学生なったてからも、新宿で飲む事多かったし。
そんな記憶中枢にある濃密な塊が、新宿鮫って世界に敏感に反応してるのかも。


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