2009/07/16 世界最速のインディアン [映画]
つい先日、BSで放映されてたんで。
題名に惹かれ、つい見てみた。
「世界最速のインディアン」。
もちろん、
「ナバホ族の青年が数々の幸運からなんとオリンピックに出場、100m走の世界新記録を樹立!」なんて話ではない(はず)。
インディアン、と言えばやはりモーターサイクル。
で、やはり、スピード記録挑戦の話であった。
実在の人物「バート・マンロー」の実話をもとに作られた、2005年の作品。
バートに扮するのは、あのアンソニー・ホプキンス。
ここでは、とてもとても「人喰い」ハンニバルの面影など微塵もない、いい爺?ぶり?
で、60過ぎてもいまだにバイク命!
夢は、愛車の1920年型インディアン・スカウト改でユタ州ボンネビル・ソルトフラッツへ赴き、世界最高記録を樹立すること(しか、頭にはない)。
ニュージーランドの田舎町から、はるばるボンネビルへ。
途中さまざまな出会いがあり、助け、助けられ、ついには世界記録を我が手に!
と、まぁ、ひと言でいっちゃえば「心温まるロードムービー」だ。
しかし出てくるキャラ、みんなイイヒトばかりで、フツーもんのすごく「クサイ」映画になりがち?だが...
なぜか引き込まれる、ホロリとさせられる。
アンソニー・ホプキンスの飄々とした振る舞いも効いてるんだろうが、にしても?
ま、トーゼンながら実話とは異なる、映画的脚色が加えられてはいるらしいが。
一途に夢を追い求める(それも世界最速になりたい!という実にわかりやすい)そのシンプル&ストレートな骨格が、誰にも嘘臭くなく響いてくる要因?なんでしょうか....。
一見の価値アリ、のおすすめ印です。
「世界最速のインディアン」、DVDもありま〜す。
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